1面 No.93 2026年3月28日 能登半島地震・障害のある人たちの支援活動ニュース やわやわと 「やわやわと」は能登の言葉で「ゆっくり・急がず」 発行:日本障害フォーラム(JDF) 能登半島地震支援センター TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com 〜誰ひとり、取り残さないために、つながります〜 JDF能登半島地震支援センターは3月末で終了 4月からはNHPが活動を引き継ぎ、JDFも連携します JDF能登半島地震支援センターは2024年5月に、石川県七尾市和倉町の和倉町東町会事務所をお借りして開設しました。1週間を1クールとし、2026年3月末までの約2年、94クールにわたる活動で延べ約600名のスタッフが全国から駆け付けました。 事業所支援は輪島市、七尾市、能登町、穴水町にある7か所で行いました。どの事業所も利用者一人ひとりにとってかけがえのない仕事や活動の場ですが、地震や豪雨の影響で少なくない利用者と職員がやむなく能登を離れました。人手不足に収入減など二重三重の困難の中、何とか障害のある人の活動や仕事を守ろうとする事業所の力になれればとの思いで、JDFのスタッフは活動してきました。 個別支援の対象となった障害のある人は111人に及びます。被災当初は家の片付けが中心でしたが、時間とともに通院や買物、社会参加などのための移動支援にウエイトが移りました。自分ではどうにもならない家が片付くことは、次の暮らしづくりへの貴重なステップでした。移動支援は通院や買物など命をつなぐ活動であり、障害のある人が社会とつながり孤立しないために不可欠な取組でした。 4月からJDFの活動は一般社団法人ななお・なかのと就労支援センターが運営する能登ハビリテーションパートナーズ(略称NHP)が引き継ぎ、JDFはNHPの活動が軌道に乗るよう連携します。NHPは能登半島地震により生活の困難に直面した障害のある人への支援を通じて「新たな力」を育み、自立した生活を支えることを目的に活動します。JDFの活動にご協力いただいたすべての皆さまに心から感謝申し上げるとともに、今後はNHPをよろしくお願いします。 ●能登ハビリテーションパートナーズ(NHP)● 住所:七尾市白馬町70-1-27(LABO内) 電話:0767-57-5638 fax:0767-57-5639 活動内容:通院や買物等の移動支援、傾聴、家の片付け、福祉制度に関する相談など JDFの活動へのご理解ご協力ありがとうございました 今後は、能登ハビリテーションパートナーズ(NHP)をよろしくお願いします! JDF能登半島地震支援センター センター長 田中 弘幸 写真 田中センター長の写真 ★食品・生活用品の相談 ★病院への移動支援や付き添い ★傾聴などの精神的支援 ★室内の片付け ★避難所などの引っ越し支援 ★家屋修理や生活費の相談 ★福祉制度に関する相談 NHPも協力団体と連携して活動します。 2面 能登での出会いと再会、嬉しかったです。一緒に活動させていただいた障害のある人、ご家族、事業所の方々が折れず精一杯動き、一歩一歩前へ進んでいることを実感しました。JDFの活動が終了し、現地につなげていく折、今も復興中で変わっていく景色に、能登で暮らす人々の生活と選択を肌で感じました。日々の生活があたりまえに明るく安心できるものへ変わることを願っています。 (和歌山 一麦会 村田明衣香) 支援の合間に事業所横の公園を訪れた。眼下に映る能登の海は美しかったが、仮設住宅、建物がなくなった更地、倒れたままの墓石、ブルーシートがかかったままの家屋も同時に視界に入り、なんとも胸が締め付けられた。公園の桜のつぼみが今にも咲こうと膨らんでいた。能登にも春が来る。どうかみなさんの心にも温かな春が訪れますよう、これからも心を寄せ続けます。 (大阪 いずみ野福祉会 渡士徹) 写真 キャプション 93クールのメンバー 白米千枚田と日本海をバックに 今回初めてJDF能登支援に参加させてもらいました。実際に現地に来て感じたことは、復興の遅さでした。これだけ復興が遅れているのに、ニュースで放映されないのはなぜだろうと、疑問に感じます。自分に出来ることは、現状の能登の状況をみんなに伝え、風化させないことです。施設の職員だけでなく、家族や知り合いにも伝えていきたいと思います。 (愛知 第2やまびこ共同作業所 児玉龍之佑) はじめてJDF能登支援に参加させていただきました。2度の被災での生々しい爪痕、取り残された傾いた電柱、ひとまず更地に戻った住宅地、足を休める様に半分の背丈でその場に鎮座する能登瓦の立派な家屋、活動先のやなぎだハウスの利用者さんの意識の高さ、能登の人たちの人柄、そして、日々支えあえる仲間。沢山の特別な記憶が産まれました。 (兵庫 ホームいかり 本村祐介) 12月と同じく、輪島市の一互一笑で利用者支援を担当させて頂いた。私はこの3ヶ月間で随分と落ち着いた雰囲気になったような気がした。職員さんは「その時の状態で違うから」とおっしゃる。そうかもしれないが、震災後入職された職員さん方も多い中で、一歩々々利用者との付き合いがしっくりしてきているのではないかと思わずにいられない。更にその関係性が進みますように。 (埼玉 やどかりの里 坂本佳代子) 写真 キャプション 一互一笑の利用者さんと笑顔でピース <能登を含め今後の災害のため、引き続き募金の協力をお願いします> 下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。 ○ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236  口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ○ 郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ホームページULRとQRコード https://blog.canpan.info/jdfshiencenter/category_5/1 【JDF能登半島地震支援センター】  〒926-0175 石川県七尾市和倉町カ18 TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com