1面 No.74 2025年11月8日 能登半島地震・障害のある人たちの支援活動ニュース やわやわと 「やわやわと」は能登の言葉で「ゆっくり・急がず」 発行:日本障害フォーラム(JDF) 能登半島地震支援センター TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com 〜小さな一歩を積み上げた先に〜  一互一笑の支援に入らさせていただきました。生活介護のグループで支援をさせていただいたのですが、天井が落ちてきていたり、壁に亀裂が入っているところや、ひどい箇所だと壁が剥がれ落ちて中の骨組みがむき出しになっていたり、活動室の状態が地震のダメージをそのまま残した状態になっていました。早く直したいけど簡単には戻せない大変さを痛感しました。そんな中でも仲間や職員さんが笑顔で活動されている姿には本当に感動しました。少しでもお役に立ちたい、早く元の形になってほしいと心から思いました。 (愛知・みなとホーム 黒田雅敬) 写真 一互一笑 壁面の現状  2回目の能登。紅葉も始まっていて海と山がとてもきれいでした。でも地震と豪雨災害の爪痕はまだまだ残っていることに驚きました。今回は事業所支援を行いました。人手が足りずに送迎が重要な支援となっています。移動するのに片側交互通行が続き送迎時間に間に合うかどうかをヒヤヒヤしながらの送迎でした。送迎が行え、より良い実践が行える人員体制を取り戻せる日が来ることを願っています。 (鹿児島・虹のセンター 浜崎倫洋) 写真 片側交互通行の道路 〜障害のある人のSOS・相談お待ちしています!〜 被災した障害のある、みなさんの相談に、対応できるように、がんばります! JDF能登半島地震支援センター センター長 田中 弘幸 写真 田中センター長の写真 ★食品・生活用品の相談 ★病院への移動支援や付き添い ★傾聴などの精神的支援 ★室内の片付け ★避難所などの引っ越し支援 ★家屋修理や生活費の相談 ★福祉制度に関する相談 協力団体との連携により、とりくんでいます。 https://drive.google.com/file/d/1GUZABc0ITWIK_kzM305m8opTvAojfRW9/view?usp=sharing 2面 〜仲間と支援者の絆を力に変えて〜  初めて施設の支援に入った日は防災訓練の日で、当時を思い起こさせるサイレンの音を聞き仲間の一人が「なんで鳴るんだよ。」と言いながら顔を伏せてしまいました。他にも当時の思いをポツポツと話す仲間がいて、心の傷の深さを感じました。どこを走っていても、震災があったことを嫌でも感じてしまう状況ではありますが、一緒に作業をしていると明るい仲間たちにこちらが元気をもらう毎日でした。震災前の日常を取り戻し、皆が心から安心して暮らせるよう1日も早い復興を願っています。 (埼玉・社会福祉法人日和田会 滝村一子) 写真 やなぎだハウス 草履づくりの様子 今回もやなぎだハウスに入らせてもらいました。全体としてはだいぶ落ち着きを取り戻した感じですが、利用者がろうあ者、難聴者、精神、知的ということもあり、情報や意思を伝える事の難しさを感じました。職員も含め、全員が手話ができるわけではなく、同性介助もやりにくいなど、職員のみなさんもどう対応するか悩まれていました。送迎もとても長距離になり大変です。少しでも力になれればと思います。 (大阪・社会福祉法人いずみ野福祉会 上月正洋) 写真 やなぎだハウス みんな一緒に < 支援を支える募金の協力をお願いします > 下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。 ○ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236  口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ○ 郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ホームページULRとQRコード https://blog.canpan.info/jdfshiencenter/category_5/1 【JDF能登半島地震支援センター】  〒926-0175 石川県七尾市和倉町カ18 TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com