1面 No.72 2025年10月25日 能登半島地震・障害のある人たちの支援活動ニュース やわやわと 「やわやわと」は能登の言葉で「ゆっくり・急がず」 発行:日本障害フォーラム(JDF) 能登半島地震支援センター TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com 〜3人の支援スタッフ、想いと団結力で頑張ろう!〜 3回目の支援、前回よりも金沢方面へ向かう車が多くなった印象を受け、人手不足はさらに深刻化しているようでした。また、生活場所が変わると学校も変わり、環境の変化についていけず不安定になる子どもさんもいると知りました。 地震や豪雨の目に見える被害はもちろんのこと、今後は外からわかりにくく、見えにくいところへの支援やケアの幅を広げていく必要があると思いました。今回の経験から想像以上に復興には時間を要することが分かり、被災地支援を続ける意味も理解できました。能登のあちらこちらで吊るし柿の風景を見ることができ、少しほっとしました。 神奈川 夢21上星川 野平佳司 写真)笑顔で取り組む利用者さん JDF地域フォーラムin石川のご案内 能登半島地震から2年となるこの時期に、地元の障害当事者の方、障害団体、障害者事業所のみなさんと共に、2年間の歩みを振り返り、残された課題を探ります。 復興半ばの和倉温泉にぜひおいでください。 日時 2026年1月16日(金)午後 会場 石川県 七尾市 和倉温泉町 「のと楽」 主催 地域フォーラムin石川実行委員会・日本障害フォーラム 〜障害のある人のSOS・相談お待ちしています!〜 被災した障害のある、みなさんの相談に、対応できるように、がんばります! JDF能登半島地震支援センター センター長 田中 弘幸 写真 田中センター長の写真 ★食品・生活用品の相談 ★病院への移動支援や付き添い ★傾聴などの精神的支援 ★室内の片付け ★避難所などの引っ越し支援 ★家屋修理や生活費の相談 ★福祉制度に関する相談 協力団体との連携により、とりくんでいます。 https://drive.google.com/file/d/1GUZABc0ITWIK_kzM305m8opTvAojfRW9/view?usp=sharing 2面 〜変わっていく風景、変わらないみんなの支援〜 昨年10月以来の2回目の支援に入りました。 珠洲市や輪倉市の倒壊した建物は撤去され、更地になり和倉温泉の建物の一部は外壁工事がされていたりと復興に向けて進んでいると実感しました。 和倉温泉付近では前回は見られなかった観光客が、今回は少し見られました。外国からの旅行者の方も温泉に来ていたり、輪島市の朝市にも観光客団体を見かけることがあり、わずかではあっても、賑わいを取り戻していると感じました。 支援を行う場所は前回より増えており、人員をどう確保するかの課題もあると感じました。 神奈川 はぐるま共同作業所 松岡直智 今回5回目の支援に入らさせていただきました。 回を重ねる毎に公費解体が進んできた印象を受ける一方、更地が増え、草が伸びきった風景から、あの日からもうすぐ2年が経過するのだと感じさせられました。 支援が始まるときに、緊張しながらバスを降りる和倉温泉の停留所の建物が無くなり、以前は中で缶コーヒーを飲んだことなどを思い出しました。 建物や景色はなくなっても、その分、能登のみなさんとの新たな思い出を作っていきたいと思います。 11月にまたお会いしましょう! 青森 グループホームTOMOの家 八木橋敏晃 写真)雑巾づくりも真剣です! 写真)工事が続く送迎道路 写真)解体されたバス停の建物跡 < 支援を支える募金の協力をお願いします > 下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。 ○ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236  口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ○ 郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ホームページULRとQRコード https://blog.canpan.info/jdfshiencenter/category_5/1 【JDF能登半島地震支援センター】  〒926-0175 石川県七尾市和倉町カ18 TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com