1面 No.56 2025年6月28日 能登半島地震・障害のある人たちの支援活動ニュース やわやわと 「やわやわと」は能登の言葉で「ゆっくり・急がず」 発行:日本障害フォーラム(JDF) 能登半島地震支援センター TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com 〜誰ひとり、取り残さないために、つながります〜 JDFの能登での活動が2026年3月末まで延長 JDFは6/23(月)に能登半島地震支援センターの活動を2026年3月末まで延長することを決定しました。翌日以降、活動先の個人や事業所にお伝えしていますが、皆さん、喜んでくださっています。この活動をつなげるため、JDF加盟団体の皆さんには、引き続き能登へのスタッフの派遣を、心から呼びかけさせていただきます。 夏休みを間近に控え、能登の放課後等デイサービス事業所ではますます深刻になる人手不足の中、長期休みに増える利用希望への対応に苦慮しています。JDFには、送迎や現場での活動等を手伝って欲しいとの声が届いていて、対応を検討し始めています。 新しいニーズと要請が途切れることはありません。 写真 キャプション 56クールも素敵なメンバーがそろいました。 初めて被災地に足を踏み入れて、まだまだ倒壊した家屋がそのままになっている現状を目の当たりにしてショックでした。地震のあった日から時間が止まったままの状態の倒壊した建物の横に季節を彩る紫陽花をみて、来年の今頃はこの紫陽花の横はどうなっているのだろうと考えてしまいました。できたら倒壊した建物がそのままの状態ではなく、綺麗な町並みの風景になっていてほしいと感じました。 能登の方々の当たり前の日常が一日でも早く戻って来るように、東京に戻っても、東京でできる復興支援をしていきたいです。 (東京 社会福祉法人コメット 西村花菜) 写真 キャプション 地震で倒壊した建物の横で、美しい紫陽花が咲き誇ります。 〜障害のある人のSOS・相談お待ちしています!〜 被災した障害のあるみなさんの相談に、対応できるように、がんばります! JDF能登半島地震支援センター センター長 田中弘幸 ★食料品・生活用品の相談 ★病院への移動支援や付き添い ★傾聴などの精神的支援 ★室内の片づけ ★避難所などからの引っ越し支援 ★家屋修理や生活費の相談 ★福祉制度に関する相談  協力団体との連携により、とりくんでいます https://drive.google.com/file/d/1GUZABc0ITWIK_kzM305m8opTvAojfRW9/view?usp=sharing 2面 写真 キャプション いまも豪雨の爪痕が生々しい輪島市内 前回は19クールでの参加で、今回が2回目の震災支援となりました。前回は昨年9月の豪雨直後のすさまじい状況でした。今回も大雨警報が出され、被災地の方々は「あの時を思い出してしまった」「怖かった」と話されていました。災害は、被災した方々の心に消えない傷を作るのだと、改めて感じました。 少しずつですが着実に復興は進んでいるものの、支援のニーズはなくなりません。JDFの活動期間も延期されますので、まだこの活動に入られていない方はぜひ参加して、能登の方々に想いを寄せて頂けたらと思います。 (埼玉 鴻沼福祉会 `島智大) 凄まじい地震と豪雨の被害の爪痕が、今もなおそのままに残る状態である風景を1週間見続けることに心がとても疲れました。現にこの場所で暮らし続ける人たちの心労は計り知れない辛さがあると思いました。少しずつですが復旧が進み、能登の人たちの生活が安心したものになるよう、そして、私達も平和で豊かな暮らしを送るために、視野を広げ、たくさんのことに関心を持って、共に探し続ける必要があると思いました。自分が取り組めること、SDGSをヒントに探してみようという気持ちが強くなりました。 (福井 ハスの実の家 宮崎美枝) 今回が2回目の支援で、輪島を中心に活動しました。前回も入ったあすなろふたばぱいんの会と一互一笑に加え、輪島KABULETにも入りました。印象を受けたのは、輪島市全体的に公費解体が進んできており、災害復興用のトラックやダンプ等の車両を多く見かけたことです。また、道路の復旧工事も次々と進み、片側交通がところどころ見られました。しかしながら、施設や利用者の支援ニーズは、まだまだ必要であると感じました。引き続き、JDFを通じての支援を続けていき、日本中で力を合わせて能登の復興を願いたいと思います。 (宮城 仙台市障害者福祉協会 佐藤一樹) 6月22日から第56クールの支援活動に参加させていただきました。視察や活動中に何度も目にする人が住めなくなった家屋やひび割れて歪んだ道路は、災害の大きさと復興の遅れを改めて強く感じさせるものでした。少しでも早く改修が進み、能登の方々が安心できる町になって欲しいと願っています。 今回活動中にJDFの支援活動の期間延長が決まりました。延長を関係事業所に伝えるとみなさん「良かった〜」と喜んでいました。私達の活動がまだまだ必要とされています。引き続き全国みんなで能登を支えていきましょう。 (神奈川 夢21上星川V 遠藤周太) 写真 キャプション JDFスタッフが着用するビブスと、支援期間の延長をお知らせするチラシ < 支援を支える募金の協力をお願いします > 下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。 ○ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236  口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ○ 郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ホームページULRとQRコード https://blog.canpan.info/jdfshiencenter/category_5/1 【JDF能登半島地震支援センター】  〒926-0175 石川県七尾市和倉町カ18 TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com