No.4 2024年6月8日 能登半島地震・障害のある人たちの支援活動ニュース やわやわと 「やわやわと」は能登の言葉で「ゆっくり・急がず」 発行:日本障害フォーラム(JDF) 能登半島地震支援センター TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com <6/3 早朝、震度5強の地震がありました。> *6/6(月) 6:31 震度5強の地震があり、スタッフ や和倉の方にも緊張がはしりました。  朝、散歩に行っていたスタッフや、まだ布団の中に 入っていたスタッフ、食事をしていたスタッフ と打ち合わせまで様々な過ごし方をしていました。 前日のオリエンテーションで確認していたのですが、 混乱してしまいました。  安全を確認して、外にでる難しさや、湯の華のスタッフとの安否確認等、実際に揺れにあうと、怖さと混乱で確認していたことができないことが、わかりました。日々の災害訓練や、災害時にシンプルな安否確認を日々から頭に入れておくか、携帯に入れておくことの必要性を感じました。近所の方は、落ちついておられ、さすがだなぁと感心しました。いつも不安と、となり合わせで生活しておられる、石川の方の心情や、障害ある人の心情を少し考える機会になりました。第4クールのスタートでした。ビビりました(泣)。 (内田) 写真:地震時のセンターの様子 ≪第4クールもあすなろふたばぱいんの会さんの支援活動に入っています!≫ 引き続き輪島市にある障がい福祉サービス事業所『あすなろふたばぱいんの会』さんの支援に入らせていただきました。支援スタッフ2名が1階、2階の作業室それぞれに分かれ、利用者様の見守り支援及びコーヒーの選別作業などの生産活動や、箸を入れる箱折り作業などの受託作業など、利用者様と一緒に様々な活動をさせていただきました。6月7日(金)が第4クールの支援活動最終日でしたが、複数の利用者様より「今日が最終日だよね? ありがとうございました。気を付けて帰ってくださいね」と声をかけて下さり、皆さん大変な状況の中でも相手のことを思いやる心遣いに深く感銘を受けました。 今回関わらせていただいた利用者様含め現地の方々の生活は今後も続きます。困りごとや心配ごとは尽きないと感じています。支援に入らせていただいたスタッフの中には、普段あすなろふたばぱいんの会さんのような通所サービスで従事しており、相手を思いやる心遣いは支援の根本となる大変大切なことだと改めて学ばせていただきました。 いつかまた、今回出会った皆様とここ『能登』でお会いしたいと強く願っています。(坂本・近藤) 写真:あすなろふたばぱいんの会での作業の様子 <第4クールでもニーズに応じた個別支援を行いました!> 第4クールでは、3件の個別支援に入らせてもらいました。主に家の片づけや、災害ゴミの運搬などを行い、依頼された方のペースに合わせて支援することの大切さを実感しました。依頼された方の家の歴史や思い出を感じつつ、必要であるもの、捨ててしまっても良いものを分けるということに難しさを感じました。また、依頼された方とのコミュニケーションをしっかりとるということが、よりよい支援につなげていけるということを実感しました。個別支援で伺った方では、「1週間ごとに違う支援者が来ることへの不安や緊張」を口にされる方もおられました。より安心して気持ちよく大切な家に上がらせてもらうための心持は、それぞれ考えていく必要があると感じました。今後のクールの方が継続して支援に入っていただくことになると思います。少しでも依頼された方の安心した生活を取り戻すための支援をお願いしたいと思っております。(荒内・大岩) 写真:個別支援中の様子 < 支援スタッフを派遣してください > 被災した障害のある人たちを一緒に支援していただけませんか? ○ 日曜日15時30分集合、土曜日10時00分解散が基本となります。 ○ 集合場所は、JDF能登半島地震支援センター(石川県七尾市和倉町カ18)です。 ○ その他、詳細については「支援員派遣要綱」に記載しています。支援員の希望をされる場合は、現地支援センターではなく、各所属団体を通じてJDF事務局にお申込ください。 < 地震を自信に変えていこう! by事務局長 > 被災地支援では、一週間を共にするクルー、同じ目的を持った(仲間・船員)です。支援以外の夕食の時間などでは、全国から集まったスタッフや、現地の方、石川支部の方と話をするチャンスが、あります。今回も何度か第4クルーで食事をした時に、たくさんのことを教えて頂き、勉強になりました。  折り返しの水曜日の食事中に聞いたお話は、本田支部長が石川の方に向けたお話でした。「地震は自然の力はもの凄い、この地震でたくさんの被害を受けた、これから団結したり、地域を創っていく時だ。この大変な局面をみんなで乗り越えて地震を自信変えてに乗り越えていこう」と石川の方にお話しされているようです。  この局面をチャンスと捉える、ポジティブな思考とみんなに勇気を与える、語彙力、伝える力を学ばせてもらいました。  いつの日か、自分の言葉として使えるように頑張ります。 内田 < 支援を支える募金の協力をお願いします > 下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。 ○ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236  口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ○ 郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ホームページULRとQRコード https://blog.canpan.info/jdfshiencenter/category_5/1 【JDF能登半島地震支援センター】  〒926-0175 石川県七尾市和倉町カ18 TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com