1面 No.28 2024年12月2日 能登半島地震・障害のある人たちの支援活動ニュース やわやわと 「やわやわと」は能登の言葉で「ゆっくり・急がず」 発行:日本障害フォーラム(JDF) 能登半島地震支援センター TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com 地震発生!その時我らは・・・ 11/26、22:47 支援センターでの過ごし方に慣れ始めた頃にそれは起こった。横揺れが約10秒、鳴り響く地震速報。揺れが収まってから事務所に集まりお互いの安全確認。不安な気持ちを落ち着かせた物、それは・・・。和歌山支部から差し入れられたミカンと本田事務局長から差し入れられた食パンであった。午前0時を過ぎて同じテーブルで同じものを食べることで、メンバーの気持ちは一つとなった。そして午前1時に就寝・・・新しい朝が来た! 写真 支援スタッフの集合写真(応援メッセージを手に)    食パンとミカンを食べる支援スタッフ 障害のある人のSOS・相談お待ちしています 被災した障害のある、みなさんの相談に、対応できるように、がんばります。 JDF能登半島地震支援センター センター長 田中弘幸 ★食料品・生活用品の相談 ★病院への移動支援や付き添い ★傾聴などの精神的支援 ★室内の片づけ ★家屋修理や生活費の相談 ★福祉制度に関する相談  ★避難所などからの引っ越し支援 協力団体と連携により、とりくんでいます https://drive.google.com/file/d/1GUZABc0ITWIK_kzM305m8opTvAojfRW9/view?usp=sharing 2面 家の前や駐車場で、ご近所さんが一斉に世間話をしながら冬タイヤに交換されている。輪島朝市付近で季節感のある光景を目にしました。また冬が来るのに、「やわやわと」していられないのでは…。 震災後1年近く経って能登入りしましたが、そう思わずにいられない復興状況でした。 移動支援の車内で、震災後の生活面・金銭面の苦労を語って下さり、「泣きそう」と言われていた自分の母と同年代の女性。 厳しい冬を乗り越えるには心身ともにもっと手厚い支援が必要だと感じました。 櫻(東京) 自分は、あすなろふたばぱいんの会と一互一笑の支援をさせていただきました。あすなろふたばぱいんの会では利用者さんと一緒に内職作業と送迎を、一互一笑では放課後デイの利用者の見守り支援と送迎を携わりました。皆さん元気にお仕事に従事され復興途中ながらも日々、頑張っているんだなと支援側の自分がやる気、元気、勇気をもらった気持ちになりました。 途中、地震もありましたがJDFスタッフと協力しあい無事乗り切れました! 田島(愛知) 現地視察に出ると輪島・珠洲の特に被害が大きかった地域はいまだに倒壊した建物があり地面が隆起したままで残っていたりと被害状況があまり変わっていないことに驚きました。スタッフマネージャーから東日本・熊本と比較しても工事車両が少ないと聞いて、この地域の復興の遅さを感じました。 そのような中でも事業所では利用者さんが作業をしていて職員さんが見守っている姿を見ていると、日常を感じて明るい気持ちになりこれからも支援していく必要を感じました。また訪れたいと思います。 小林(大阪) 写真 事業所での作業風景 百聞は一見に如かずという言葉とおり、能登に入り痛感しました。支援は主に片づけや掃除等でしたが、初対面の方とお節介にならない距離感の保つ支援が難しくもあり学びもありました。能登の真冬到来、霰の降る嵐の中人生初体験でした。今後の雪道の運転はみなさん気をつけてくださいね。 鈴木 (和歌山) 写真 能登の被災風景(沿岸、家屋) 作業所支援と放課後等デイサービスの支援に入りました。震災や豪雨の被害を受けていましたが、作業所の利用者さんや子供たちは毎日笑顔で来所されていました。その笑顔で勇気をもらいました。一日も早く復興をできる事を願っています。 松本(和歌山) 写真 見附島の風景 < 支援を支える募金の協力をお願いします > 下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。 ○ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236  口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ○ 郵便振替口座:00120-2-750236 口座名:日本障害フォーラム災害支援金 ホームページULRとQRコード https://blog.canpan.info/jdfshiencenter/category_5/1 【JDF能登半島地震支援センター】  〒926-0175 石川県七尾市和倉町カ18 TEL 070-3288-2303 FAX 050-3457-6915 E-mail jdfnotoshien@gmail.com