被災地支援センター
JDF能登半島支援連絡会議(第19回)
日時 2026年5月14日(水)13:30~14:30
オンライン開催
開会
ご挨拶 石川県身体障害者団体連合会 田中弘幸会長より
1.活動報告
(1)JDF能登半島支援チームの活動
・JDF能登半島支援センターとしての活動は3月に終了した。2024年5月から2026年3月までの間、111件の個別支援、7か所の事業所支援を中心に活動を行った。
・4月からJDFの活動は、「能登半島支援チーム」として次の段階に移った。旧支援センターのスタッフマネージャーが毎月現地に入り、これまで支援を行った障害のある人や事業所の職員とお会いし、その後のフォローアップを行っている。JDFへの感謝の言葉をいただく一方、人材不足などの課題がなお残るため、今後の対応を考えている。
・地元の法人による「能登ハビリテーションパートナーズ(NHP)」の活動がスタートし、JDF支援センターで行った個別支援のうち、継続の必要がある7件8名について引き継いだ。
・県内では夢かぼちゃによる移動支援も行われており、この活動のための寄付の呼びかけも行われている。NHPと同時に支援を受けている方もおり、両者が連携して取り組んでいる。
・輪島市と移動支援についての打ち合せを継続的に行っている。その成果として、市が運営するライドシェアが、4月から週5日利用できるようになった。事業所に通所する利用者の方がこのライドシェアを利用している。
・上記の活動と加えて、石川県との懇談や、旧支援センターの支援スタッフとの報告交流会なども継続していく。
(2)能登ハビリテーションパートナーズ(NHP)の活動
・JDF支援センターから移動支援が必要な8名の方の支援を引き継ぎ、4月から活動をスタートした。ゆめ風基金、AAR Japanからの支援・協力を得ている。できることから焦らず始めているが、少しずつ活動が認知されはじめ、4月中に、新たに部屋の片づけの依頼が1件あり、開始している。また5月にも新たに3件の依頼があった。通院や片づけの依頼であるが、片付けについては、地元の障害者就労継続支援事業所に仕事として依頼し、対応を進めていく。
・これまでビブスの作成、職員の採用、カーリースなどの対応も進めたが、今後は広報誌に着手したい。
・移動支援については、現在は無償で対応しているが、県内の他の活動との整合性もあり、今後有償化を予定しており、その周知も行っていく。
・先日は北陸中日新聞の取材を受けたほか、関係団体の機関誌での執筆等も予定しており、引き続き多くの方に知っていただきたい。
・NHPは拠点が七尾市にあるため、現在は七尾市の方を中心に支援している。今後は奥能登にも周知し、必要な支援を届けたい。
2.県内各団体・関係団体からの情報など
・石川県地域コミュニティ再建事業が、令和8年度も継続され、和倉温泉の視覚障害のあるマッサージ師の派遣を引き続き行っている。石川県視覚障害者協会が、地域の視覚障害者協会と協力して対応している。一方で、組合などに属さない、自営の鍼灸マッサージ師も仕事が半減しており、支援が必要である。
・昨年度からスタートした代筆代読支援者の県レベルの広域派遣事業については、1年間で目標を超える約60名の利用登録者があった。現在は金沢市内の利用が中心であるが、今後は能登を含めてどのように利用を広げていくか、登録者のお住まいの地域でどのように支援者を確保しマッチングするかが課題である。
・避難生活においては、視覚障害者にとって、食料飲料水、トイレの課題が大きかった。これを踏まえ、缶入りパンの非常食を購入し、内容やアレルギー物質、賞味期限が分かるよう作業所で点字を貼付し、個人や施設に配布したり、また使いやすいポータブルトイレ等の斡旋なども進めている。
・聴覚障害者災害救援中央本部では、石川県聴覚障害者災害救援対策本部とともに、「令和6年能登半島地震 聴覚障害者救援活動報告書」を発行した。きこえない・きこえにくい人の安否確認や情報伝達の課題も含めて記載している。
(https://www.jfd.or.jp/info/saigai/2026/notor6eq-report.pdf)
・また、きこえない・きこえにくい人の災害対応に関する要望書を内閣府、気象庁、厚生労働省、総務省に提出している。
・能登半島地震では白山市の2次避難所において8か月間、きこえない・きこえにくい人の支援を行った。この経験を踏まえ、石川県聴覚障害者協会は白山市と、聴覚障害者のための福祉避難所運営に関する協定を締結した。
・AAR Japan難民を助ける会では、引き続き、「被災障がい者のための住まい探しの相談窓口」を設けている。お困りの方はどうぞお気軽にご相談いただきたい。
(https://app.jibun-apps.jp/form/6fe07946-03e3-44b5-b45d-c37e5f3f01fe/new)
3.意見交換、今後の活動予定等
・石川県との懇談は、引き続き、9月、3月に予定している。
JDF支援スタッフ等報告交流会は、7月15日、1月に予定している。
ご関心のある方はご参加願いたい。
・次回連絡会議は、7月21日(火)13:30より開催する。
閉会 日本障害フォーラム 阿部一彦代表より
(まとめ JDF事務局)
参加団体(順不同)
(石川県団体)
石川県身体障害者団体連合会
石川県視覚障害者協会
石川県聴覚障害者協会
石川県手をつなぐ育成会
地域支援センターポレポレ(ゆめ風ネット加賀)
能登ハビリテーションパートナーズ/ななお・なかのと就労支援センター
(JDF構成団体等)
日本身体障害者団体連合会/仙台市障害者福祉協会
日本視覚障害者団体連合
全日本ろうあ連盟
日本障害者協議会
全国手をつなぐ育成会連合会
全国精神保健福祉会連合会
日本障害者リハビリテーション協会
(関係団体より)
ゆめ風基金
難民を助ける会 AAR Japan