被災障害者を支援する為の情報を掲載。

JDF災害総合支援本部

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被災地支援センター

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みやぎ支援センターニュース(ゆい)No.45

日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部

【2011年9月17日】

本部センター 仙台市青葉区五橋2-12-2 電話:080-4373-6077 FAX:022-266-0292

東部センター 涌谷町本町99-7 電話:0229-43-6639 FAX:0229-43-6685
メール:jdf.miyagi@gmail.com

北部センター 登米市東和町・若葉園内 電話:090-8349-9403
メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com
ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html


写真2:支援物資を届けた方からお手紙をいただきました。
写真2

障害のある方との対話数 1537人
延べ支援員数 731人

9/17現在

社会福祉法人恵泉会若葉園
管理者赤松規彦さんの講演がありました

写真1:赤松規彦さん
写真1

 9月11日(日)若葉園に於いて、社会福祉法人恵泉会若葉園管理者赤松規彦さんに、「東日本大震災による登米市を中心とした被災経験・復興への思い」をテーマにお話をいただきました。
 3月11日の地震の状況・現在に至るまでの復興への取り組み・地域と向き合っていくまでの流れを講演して頂きました。人的被害はゼロであったものの、35名の利用者の方、当時の出勤職員の方は共同生活を余儀なくされました。震災から1週間が経った頃、ライフラインは少しずつ復旧し始め、支援物資も届き始めました。その中で、各地区で避難生活をしている方のために、パンを製造し、近隣スーパーに配達に行ったそうです。
4月20日に北部支援センターを若葉園内に設置させていただいてから,支援の輪が広がり、赤松さん自身もJDFの一員のような気持ちになったとお話しされたことがとても印象的でした。被災当時に配達されていた新聞は、甚大な被害状況が描かれており、利用者の方には衝撃が強すぎる為、開示する事が出来なかったそうです。被災者でもあり、支援者でもあった赤松管理者の話を聞き、自分が実際に被災していたらどういった行動が出来たのかと深く考えさせられました。私が生活している静岡県でも今後、起こり得る可能性が十分にある東海大地震に備え、伝えていくべきことを考えて行動する必要性を感じるとともに、被災半という大きな節目にみやぎ北部支援センターの支援員として支援ができたことを心より感謝申し上げます。 (9月11日 みやぎ北部支援センター第25クール 静岡 梅原 渉)


☆地域活動支援センター「こころさをり」の支援活動を通じて☆

写真3

 東日本大震災から半年が経過しました。前回は、5月にみやぎ北部支援センターに入り南三陸、気仙沼の支援に入っています。今回は、JDF東部支援センターに入りました。
9月11日の14:46分は同じ支援チームの仲間と女川病院で黙祷しました。生まれ育った、大好きな街を津波に飲み込まれ、ただただ涙を流すだけだった被災地の方々が、もう一度前を向いて頑張っておられる姿を見て勇気を頂いています。
 今回支援に入った「こころさをり」地域活動支援センターの所長さん、職員、クリエーター(利用者)の方も、仮設住宅でさをりの活動を頑張っておられます。内海所長の帰りの会の挨拶では、「震災から半年が経ち、たいへんな中ではありますが、一歩、一歩頑張っていきましょう」と、クリエ―ターの方におっしゃっていました。復旧から復興へまだまだ時間はかかりそうですが、日常の生活に近い状態に戻られることを願ってやみません。


写真4:昼食支援のあとクリエーターさんと一緒の食事風景
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 障害があることによって、生活しづらい方や、震災によって被害が大きくなった方の支援は継続すべきです。女川、石巻では、60歳以上の方のニーズが増えていて、全体の60%以上になってきています。被災された方のニーズも変わってきています。避難所から仮設住宅への移行、仮設住宅での安心した生活を支援することもポイントになっています。 支援員もニーズを受けられる限り支援したい、でもその場限りの支援にならないよう頭を悩ませています。いかに地元の方に引き継げるかが鍵になってきます。まだまだ地元は大変ですが、精一杯頭を悩ませながら、引き継げるように全力を尽くしたいと思います。
 まだまだ一人ぼっちの方がおられます。そして寒い冬が始まります。寒くて孤独な方が一人ぼっちにならないように願います。 (滋賀 東近江地域障害者生活支援センターれいんぼう 内田)


支援のあしあと

写真5:同じグループの三宅さん(右)
写真5

 9月11日は「震災から半年」「テロ事件から10年」という日。ある中学校で、半壊した校舎の前にできた人だかりの中心には在校生30名弱。「あの日のことは忘れずに、でも多くの方への感謝の気持ちを忘れず、これから前をむいて歩いていこう」と生徒会長のあいさつの後、力強い太鼓の演奏がおこなわれました。自分は地域の方の10年後の笑顔にむけて支援に取り組めているのか自問自答の日々。「助かったよ。ありがとうね。」また地域の方から元気をもらって一日が終了。 残り数日。一人でも多くの方が笑顔になるために、まずは最高の笑顔で「おはようございます」を言ってみよう。 (25クール 杉山 快武 滋賀県)


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