被災地支援センター
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みやぎ支援センターニュース 「ゆい」No.23
日本障害フォーラム(JDF)東日本大震災被災障害者総合対策本部
みやぎ支援センター・みやぎ北部支援センター
2011年6月25日
仙台市太白区・萩の郷福祉工場内、電話:080-4373-6077、FAX:022-244-6965、
メール:jdf.miyagi@gmail.com
登米市東和町・若葉園内、電話:090-8349-9403、FAX:0220-45-2223、
メール:jdf.miyagi.hokubu@gmail.com
ホームページhttp://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/index.html
☆JDF被災障害者総合支援本部(6月22日開催)☆
みやぎ支援センターの継続支援決定
2011年6月22日(水)に全国社会福祉協議会の会議室で『JDF被災障害者総合支援本部ならびに被災地支援センターメンバー意見交換会』が行われました。みやぎ支援センターでは震災から3ヶ月経ったこの間、株木センター長を始めとし、全国各地から募集し集結した支援員で活動して来ました。3ヶ月経った今も在宅者を中心とした障害のある方の実情はまだまだ不明であり、更なるニーズの把握や支援が必要です。
今まで行ってきた支援活動を地元団体に伝えること、つなげることを引き続き行っていくためにも、7月以降も支援センターの活動を継続することになりました。活動継続の節目は、3ヶ月後の9月末です。みんなで力を注いでいきましょう。
7月以降継続にともなって、支援員を再募集します!
○目的
7~9月の支援員を各団体から募ります。被災者や被災事業所の調査や支援、ニーズ把握等をし、地元団体へつなげる。
○活動内容
(1)みやぎ支援センター支援員(仙台市)
被災地避難所・福祉事業所への訪問による、ニーズの掘り起こし、具体的なニーズへの対応
(2)みやぎ北部支援センター支援員(登米市)
気仙沼、南三陸、石巻等北部地域の避難所訪問・生活状況の把握・ニーズ調査など
(3)事務局員
電話相談、ニーズへの調整・対応、会計、備品・生活管理、庶務、支援員・車両管理等の調整、広報、活動報告・記録管理
障害のある方のよりよい地域生活を再建していくために引き続き支援していきます。
ぜひご協力をお願いします!
●JDFの訪問で1400人の障害のある方と対話● 訪問累計(6月23日現在)
市町村名 | 宮城県人口 | 身障手帳所持者 | 療育手帳所持者 | 精神保健福祉手帳所持者 | 被災地域の障害者数合計 | 支援センターの対話人数 | ||
宮城県全域の障害者数合計 | 沿岸部自治体の障害者数 | 4月16日時点 | 6月23日現在 | |||||
合計 | 2,346,290 | 79,262 | 14,925 | 9,705 | 103,892 | 53,511 | 116 | 1,400 |
☆制服向上委員会様から 義援金をいただきました☆
制服向上委員会様から義援金20万円と品物(Tシャツ等)をいただきました。
6月19日にみやぎ支援センターに来ていただく予定でしたが残念ながら、ご都合で実現しませんでした。
またの機会を、みやぎセンター一同お待ちしています!
写真1:制服向上委員会様と制服向上委員会様から頂いた品物
事務局 なう
○6月24日
- 株木センター長と小野(幸)本部事務局長が仙台福祉プラザで行われた「国際学術調査団による会議」に参加しました。
- 月刊社会教育の辻氏が来所され、センター長と本部事務局長が取材をうけています。
○6月24・25日
- 福岡RKB放送松本卓士さんが取材に来所。「JDFみやぎ支援センター」と「障害のある方の震災被害の状態」についての取材にこられる。
○6月25日
- 本部事務局が同一敷地内ですが、萩の郷第二福寿苑から萩の郷福祉工場内に引越しを行いました。
写真2:6月21日に、全国脊椎損傷者連合会山形県支部様が
センターに来てくださいました。
●支援活動に参加した支援員から●
社会人になって二年目の自分が被災地に行っても迷惑になるだけかもしれない。そんな思いを抱えながらこの地に来ました。そんなネガティブな気持ちのまま視察の時に石巻と女川の現状を目の当たりにして、完全に心が折られました。建物の上に乗っかっているバスや陸地に座礁している大型船を見て、こんな大きなものが津波にのって目の前に迫ってくる、その光景を目の当たりにした被災者の方々のダメージは如何程だったのか、と泣きそうになりました。でもこの2日間、仮設住宅への引っ越し作業の手伝いをさせていただき直接被災者の方と対面し、引越し作業をする中で住み慣れた家から離れるという決心や次の新しい家への期待や喜びを直に感じることができ、こんな自分でもやれることがあったのだと胸が熱くなりました。もちろんもっと経験豊かな人が向かったらまた何か違ったアプローチができたのだと思いますが、私なりに精一杯やって、その結果に被災者の方から笑顔と「ありがとう」という言葉をもらえたので、被災者の方の新しい一歩の手伝いができたのだなと実感し、とてもうれしく思います。明日からも自分にできることを見つけて頑張っていきたいと思います。(渡邊友美 愛知より)