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被災地支援センター

2018年度3月仮設住宅「地域支え合いセンター」における活動記録一覧

3月(益城町・御船町含む)

日程 主な活動内容
2018年3月2日 AM 巡回、
PM 巡回
○一般企業への就職活動をしている知的障害のある方や、その他の世帯を巡回・訪問した。
○新たな住居を確保して仮設住宅から退去する世帯も増えているが、逆に、他のみなし仮設から当仮設住宅に2世帯が入居するとのこと。現在、当仮設住宅では9割の住宅に住民が生活している。
○仮設団地の中に複数の自治区(自治会)が設けられているが、お互いの意見が対立する場面もあるようだ。課題にもつながりうるが、自分の自治区への帰属意識の表れであるとも言える。
2018年3月5日 AM 巡回
PM 巡回
○精神科病院に通院している方のご家族や近隣との関わりについてや、自活のために何度か職を変え現在求職中の方などの話を聞いた。
2018年3月9日 AM 巡回
PM 巡回
○事業所の利用について継続的に相談している方や、災害公営住宅の入居を希望されている方などの話を聞いた。
○支え合いセンターの他の相談員と、支援のあり方などについて話し合う。
2018年3月16日 AM 巡回
PM 巡回
○事業所の利用に関する相談、災害公営住宅への移転に関する相談などを行った。災害公営住宅への入居をしたいが、家賃、暖房費、生活必需品などの経済的理由から消極的になってしまうという声を聞いた。
○仮設団地にサロン活動等で支援していた団体のうち、年度いっぱいで活動をやめるところがある。やむを得ないこととはいえ、寂しいとの声も聞こえる。
2018年3月19日 AM 巡回
PM 巡回
○障害に関する情報が他の住民に知られてしまったなどの例や、事業所の利用に関する助言、また相談の時間がどうしても長くなってしまう方への対応などについて話し合った。
2018年3月23日 AM 巡回
PM 仮設団地訪問と巡回
○知的障害と精神障害のある方が、仮設住宅を出てご家族の家に転居予定だが、転居先で差別を受けたり、また転居先の家の子どもがいじめにあわないかなどを心配されており、以前利用していた施設に入所すべきかとも考えているとのこと。
○障害のある親戚の年金を頼りに生活している方が、生活再建が困難な世帯と判断され、地域振興局に新たに設けられた「すまい再建支援員」が支援に入った。今後社協を含めて担当者会議を設ける予定とのこと。
○現在住宅を再建中の方に建設の進行状況を聞いたところ、建設業者の人手不足だけでなく、建材も不足しており、調達に時間を要しているとのことである。
2018年3月26日 AM 巡回
PM 巡回
○視覚障害があり要支援認定も受けている方が、被災後に他県の施設に入所したが、地元に戻りたいとのことから、県内の仮設住宅に入居することとなった。
○仮設団地内で、住民の子どもが遊ぶことで、共用備品が壊されたり、集会所を散らかしたり、また近所の畑を荒らしたりなどで苦情が出ている。このような問題は仮設団地に限ったことではないかもしれないが、農村部で育った子どもたちが、仮設団地という環境になかなか適応できないという側面もあると思われる。
○建物の損壊が多かった益城町には、現在建設中の賃貸物件が目立つ。熊本市寄りの地区に多いようである。
2018年3月30日 AM 巡回
PM 巡回
○精神障害のある住民が、以前は持ち家で年金暮らしをしていたが、そのご自宅が全壊し、今は仮設住宅で暮らしている。災害公営住宅への入居を希望しているが、家賃の支払いに不安があるとの話をされていた。
○本日で仮設団地での定期的な活動は終了となる。関係の深かった住民に挨拶を行った。


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