被災地支援センター
2017年度10月仮設住宅「地域支え合いセンター」における活動記録一覧
10月(益城町・御船町含む)
日程 | 主な活動内容 |
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2017年10月2日 | AM 仮設団地ラウンド(2か所) PM 仮設団地ラウンド(1か所) ○新規入居された方や、継続的に関わっている方 (要介護の方、ケガや持病で支援が必要な方、洗濯等の生活支援の必要な方など)の訪問を行った。 |
2017年10月2日 | AM 巡回、世帯・個人票調査 PM 巡回 ○要支援認定を受けている方を訪問した。入れ歯がなく十分な食事をとれないため、 病院から栄養剤が処方されているが、発熱があったり気分の落ち込みなどもある。 ○親子二人で1DKの間取りに居住している世帯を訪問。 世帯に高齢者がいないことが理由となり2DKが割り振られなかったとのこと。 空室になっている2DKに転居できるよう働きかけを行っていくこととしている。 ○新居を建て転居する計画のある方に、介護保険で手すり設置などに支援が得られることを情報提供した。 |
2017年10月6日 | AM 巡回、世帯・個人票調査 PM 巡回 ○継続的に関わっている方を含め、訪問を行った。障害のあるお子さんの通院に関することや、 家族関係に関すること、今後の転居に関することなどの相談を行った。 |
2017年10月13日 | AM 巡回 PM 仮設団地訪問、巡回 ○障害年金に関する相談、通院に関する相談、住民間のトラブルや、生活上の課題などの情報共有と相談を行った。 |
2017年10月16日 | AM 巡回 PM 巡回 ○2DKへの住み替えを希望されている親子2人の世帯については、 青少年育成の観点等や、自宅再建の見通しがあることなどを理由に、住み替えが認められたとのこと。 ○自宅を再建して仮設住宅を退去していく人が増えている。 区画整理事業や道路拡張事業も行われているが、住民への説明が必ずしもうまくいっていないようだ。 仮設住宅の入居期間が一年延長となったが、経済的な事情などで、今後自宅を再建できる人とできない人の格差が出てくることが危惧される。 |
2017年10月20日 | AM YMCA研修会参加 PM 巡回 ○YMCAの研修会に参加した。東日本大震災の経験も踏まえた内容であったが、 被災後に避難所、仮設住宅、災害公営住宅と移転しそのたびにコミュニティを失うことの課題や、 また、仮設住宅から退去することがイコール「自立」であるとされることへの疑問などを感じた。 |
2017年10月23日 | AM 巡回 PM 巡回 ○障害のあるお子さんのさまざまな行動で悩みを抱えている方との相談や、 本人が納得しないまま精神科病院に入院させられ、今も高い医療費を払って服薬を続けることに疑問を感じている方のお話などをお聞きした。 |
2017年10月23日 | 仮設住宅で継続的に関わっている方の相談と情報交換を行った。 ○引っ越しや就労に関する問い合わせがあり、被災地障害者センターくまもとや、ハローワーク、就業生活支援センターへの相談を促した。 ○その他、介護保険等の制度利用に関わる相談、通院や洗濯等生活上の支援に関することの情報交換を行った。 |
2017年10月27日 | AM 巡回 PM 巡回、世帯・個人票調査 ○住民は仮設住宅を早期に退去することを期待されているが、町内には物件がなかなか見つからない状況とのこと。 一方で長く住み続けたこの土地から離れたくないという声も多く聞かれている。 ○夫の介護をしている80代の妻の話を聞く。介護疲れもあるが、独立した子どもの支援も得にくいとのこと。 ショートステイの利用なども勧めている。 |
2017年10月30日 | AM 巡回 PM 巡回 ○うつのある独居女性宅に招かれ話を聞く。こうした形での訪問や交流を喜んでくださっている。 元々人との交わりは嫌いではないが、住民のために催されるイベントや「集まり」は敷居が高いとのこと。 住民の交流やつながりを進めるうえで、多人数の「集まり」以外の形も必要ではないか。 ○肢体不自由のある独居男性の住宅を訪問。二人の息子さんから同居を勧められているが、 地元を離れたくない思いや、迷惑をかけたくない思いなどから、一人での気楽な生活を現在は続けておられるとのこと。 |