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被災地支援センター

2017年度9月仮設住宅「地域支え合いセンター」における活動記録一覧

9月(益城町・御船町含む)

日程 主な活動内容
2017年9月4日 AM 巡回
PM 巡回
○障害のある居住者の方の子育てについて相談を行う。
○障害のある居住者の方の、通院に関する相談を行う。 震災後、最寄りの路線バスがなくなり、不便になったため、バス会社に路線復旧の要請をしているとのこと。
○福祉事業所の利用に関して継続的に関わっている方の相談を行う。
2017年9月8日 AM 巡回
PM 巡回、サロン参加
○老々介護をされている世帯の相談を行う。
○障害のある独居者の相談を行う。健康面や身の回りの清掃などに支援が必要とされ、 当初はご本人が介護サービスの利用を敬遠されていたが、相談のうえ手続きを進めることになった。 当面、サービス利用の手続きが終わるまでは、仮設住宅に入っている支援団体により支援が行われる。
○K大学の学生グループが仮設住宅を訪問し、町を見ての感想として、 「復興していると感じた」との声を口々に述べたところ、ある住民の方は、 「自分たちは地震で生活が壊れたというイメージがまだ強くあるが、 外から見ると『復興している』という感想をもつことに新鮮な気持ちがした」と述べられていた。
2017年9月11日 仮設住宅にてA氏訪問。資生堂からのサロン企画チラシポスティング
○継続支援している方の福祉事業所利用についてや、その他生活上の相談を行う。
○資生堂のサロン企画のチラシをポスティングした。 これと併行して、ポストにチラシがたまっている障害のある住民世帯について、状況確認とフォローアップを行った。
○今後は町内の社会資源を訪問して必要な近況確認を行いたい。
2017年9月11日 AM 巡回、相談員との面談
PM 巡回、世帯・個人票調査
○介護申請を行うため地域包括支援センターに照会していた方が、 結果、現在は調子が良くなったため介護申請を見送ることとなった。 ただ、地域包括支援センターを知ったことで、安心されたそうである。
○精神障害があり、以前は支援施設に入所していたが、現在は通所している方の相談を行う。 ご両親と同居しているが、自宅での掃除洗濯は自分ではできていないとのこと。
○福祉事業所の利用に関して継続的に関わっている方の相談を行う。
2017年9月15日 AM 巡回、世帯・個人票調査
PM 巡回
○今年になって配偶者と死別され、独居されている60代女性を訪問。 サロンなどには頻繁に参加しているが、自宅に帰ると寂しさを感じる。 仮設住宅の住民には家族意識のようなものを感じるが、仮設団地の外は、まるで別世界のような感じがする。 家を建てて出ていく人が増えると寂しく、家族がいない人こそ先に仮設から出られるよう、早く災害公営住宅を建ててほしいと話されている。
○仮設住宅に居住している60代男性の娘さんから話を聞く。若いころから頑固な父親であったが震災で心身ともに弱った印象がある。 現在は以前の頑固さを取り戻しつつあるが、被災の体験からなかなか前に進めないところがあり、 ご本人のプライドを尊重しつつ傾聴してくれる第三者が必要と感じているとのこと。
2017年9月29日 AM 巡回、個人票調査
PM 巡回
○知的障害のあるお子さんのある女性と相談。子育て世代の親の集まりがあればよいと話されていた。 以前、地域の家族会に参加していたが、上の世代の人が多くなじめなかったとのこと。 地域の集まりやサロンなどになじめないという感想は、他の被災者の方からも少なからず聞かれる。 またこの方の世帯は被災した元の住宅のローンも抱えており、仮設住宅閉鎖後の生活に不安を抱かれている。
○要支援認定を受けている女性宅を訪問。元々独居であったが、息子さん精神障害になり現在は同居している。 息子さんは現在通院していないため、通院を勧めているとのこと。


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