被災地支援センター
つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで
熊本支援センターニュース「火の国がんば」No.41
日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター
2017年3月13日発行(毎週月曜日発行)
JDF熊本支援センター
〒861-8039 熊本市東区長嶺南4丁目4-60 長嶺ステップⅡ-2号
TEL 096-285-8569 FAX 096-285-8591 E-mail:jdfkumamoto@gmail.com
熊本でもだいぶ暖かい日が増えましたが、
まだまだ朝晩は冷え込みがあり寒暖差があります。
今回は長崎・大阪・滋賀・東京・神奈川の7名で活動を行ないました。
木山仮設団地 地域支え合いセンター(益 城町)、被災地障害者センターくまもと、
木倉地区地域支え合いセンター(御船町)での活動を報告いたします。
また、にしはらたんぽぽハウス(西原村)には鹿児島より3名の支援員が入り活動しました。
木山仮設団地 地域支え合いセンター(益城町)活動報告
~憩いの場 よかきやまハウス~
今週は主にサロンのお手伝いと世帯調査・訪問を行いました。
サロンとは「よかきやまハウス」と呼ばれる、
仮設に住まれている方の余暇活動の場で、活動は手芸やカラオケ、健康体操など色々です。
コーヒーやお茶を飲んで、世間話をしてほっとできる時間だなと印象を受けました。
最近では、常連の方が近所の方や友達を誘って、参加者 も増えてきました。
みなさん、積極的でいきいきとされて、とても楽しそうに参加されています。
初めて手芸の活動に入った時、皆さんやさしく声をかけてく ださり、
カギ編みを教えてくださいました!
これからの課題は、参加者 の大半が女性ですので、男性の参加者を増やしたいそうです。
訪問した時には、「いつもありがとうございます」と、
どの家庭もやさしく受け入れてくださいました。
木山仮設団地の皆さんのあたたかさを日々感じる一週間でした。
本当にありがとうございました。(支援スタッフ 小沢 真互(神奈川)、田中 ありさ(滋賀))
被災地障害者センターくまもと活動報告
~思いによりそったかたづけと新たなニーズの発掘へ~
今週の被災地障害者センターくまもとの活動は、解体に伴う片付けが中心でした。
作業内容は依頼者やその家族と一緒に捨てるものを選別していき、
処理場へ処分しに行くというものです。
被災された方にとっては思い入れのある物、取っておきたい物、まだ使いたい物・・・
一つ一つじっくり考えて捨てるものを決めているのが印象的でした。
解体予定日目前ではないとはいえ、依頼者の思いに寄り添いながら、 できる限り時間をかけてでも行うべき大切な作業であるように思います。
片付けの作業以外では、SOS チラシの配布を行いました。 ある程度の地域で配布されているこのチラシですが、 まだまだ配布することができていない地域もあるそうです。
今回は5つの仮設団地へ向かいました。
仮設団地は意外な場所が多く、「こんなところにあるのか!」と思わずにはいられませんでした。 しかし、そんなところにも障害のある方で困っている方がいらっしゃるかもしれない ことを思うと、チラシ配布は、ニーズを発見するための重要なとりくみであると感じました。
(支援スタッフ 塚本 充洋(大阪)、山本 尚樹(滋賀))
にしはらたんぽぽハウス
~みんなの笑顔に『ありがとう』~
私自身が今回で2回目となる〔にしはらたんぽぽハウス〕での活動。
前回(9月下旬)は1週間活動しましたが、
今回は金曜日のみのスポット支援ということで、鹿児島の3名と一緒に1日活動しました。
まず、約半年ぶりに会ったみなさんが『久しぶり!』
と覚えて下さっていたことに感動。
ラーメンデーということもあり11時30分頃から地域の方や、
遠方から来られたお客様で賑わっていました。
多くの方が『ありがとう、美味しかったよ』『また来るね』と
笑顔で帰っていく姿を見て、私自身も元気をもらい、
これが、にしはらたんぽぽハウスの魅力であることを改めて感じました。
今までたんぽぽハウスに入った支援員のみなさんへ、
上村施設長より『また、普通にいつでも来て欲しい』との言葉をいただきました。
ありがとうございました。
(事務スタッフ 五十嵐 郷 (神奈川)、支援員スタッフ 寺脇 由紀子、江濱 志保、東 麻梨江(鹿児島))
マーシーリリーフ様及び三菱電機様から |
募金にご協力ください |
建物が被害を受けていたワークセンターやまびこ。 広告版及びベランダ取り外し、新しい屋根の被せの修繕に助成をいただきました。 修繕工事が終了したとのことで、 マーシーリリーフからお預かりしていた事業完了のタテを贈呈しました。 やまびこ福祉会の上野理事長より深い感謝の言葉が述べられました。 | ■銀行振込:ゆうちょ銀行
■郵便振替 |
=JDF関係者のみなさまへ=
JDF熊本支援センターは、現在の形での活動は今年度(3月)いっぱいで終結させることで準備を進めています。
現在のところ、3月までの人員は、おかげにより確保できる見込みとなりましたことから、
5月以降続けてきました派遣人員の募集は、2月7日にて終了させていただくこととしました。
ご多忙の中、これまで派遣にご協力いただいた皆様には、改めて心よりお礼を申し上げます。
JDF熊本支援センターは、現地の障害者団体等で構成される「被災地障害者センターくまもと」と一体となって取り組みを進めています。 活動内容は被災した障害のある方への個別支援、仮設住宅や被災事業所の支援等が中心です。
JDF熊本支援センターの活動をブログで発信しています。「JDF災害総合支援本部」で検索ください。