被災地支援センター
つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで
熊本支援センターニュース「火の国がんば」No.19
日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター
2016年9月26日発行(毎週月曜日発行)
JDF熊本支援センター
〒861-8039 熊本市東区長嶺南4丁目4-60 長嶺ステップⅡ-2号
TEL 096-285-8569 FAX 096-285-8591 E-mail jdfkumamoto@gmail.com
いよいよ支援も20クール 全国から8名が集まりました!
JDF熊本支援の活動も、第20クールを迎えることになりました。
今クールは、敬老の日(19日)・秋分の日(22日)の祝日があり、
さらには台風16号が九州に上陸するなど、
行政や作業所の休みの日が多かったことが特徴でした。
しかし、もちろん避難所となっている益城町総合体育館は、休むわけには行かず、
被災地障害者支援センターくまもとには、
被災者からの「SOS」が途切れることなく寄せられてます。
台風一過、朝晩の冷え込みや地域の彼岸花まつりなど、
季節の移り変わりを感じる熊本ですが、まだまだ支援活動は必要とされています。
JDF熊本支援センターには、今クールも神奈川、京都、兵庫、和歌山、
長崎から8名が集まりました。
一週間の支援の活動をみなさんから報告してもらいます。
◆被災地障害者センターくまもとのSOSチラシ対応
被災地障害者センターくまもとでは、家の片づけを中心に活動しました。
SOSチラシをみた方々からの相談から、住宅を取り壊しするために、家財の処分、
ゴミの片付けをする必要がありました。
被災された方々のニーズに応える活動となり、たくさんの感謝の言葉をいただきました。
人と人との関わりの大切さをあらためて感じることができました。
(神奈川:岩山 和歌山:蕨野)
◆益城町総合体育館
避難されている方々は、先週に比べ2名減の208名(9月23日現在。ピーク時1352人)
となりました。
10月末の避難所閉鎖がせまり、若干ピリピリした雰囲気もあります。
この時期に残られている方はより支援が必要な方が多く、
JDFもいままでのラウンド(見守り、困り事の聞き取り等)だけでなく
現地で手が回らない直接支援も担う必要性が出てきています。
1週間でスタッフが入れ替わるなか、その人らしい生き方を探せるよう、
組織としてどう関われるかが問われています。
わたしたちがいつもやっていることがいまの被災地の力になると思いました。
(兵庫:猪川 神奈川:塩谷)
【写真は、避難所となっている益城町体育館の戸別区画のようす】 ⇒
わたしたちの支援を待っている人がたくさんいます!
~引き続き支援員の派遣・応募をお願します!~
◆にしはらたんぽぽハウス
日・月がお休みのため、火曜日から!はずでしたが、台風の影響でお休みとなり、
水曜日からのスタートでした。
到着すると、福島県から車で来ている団体が、石狩鍋の炊き出し準備をしていました。
昼食のお弁当づくりが終わると、福島のみなさんと一緒に、
おにぎりづくりを手伝いました(500人分×2個)。
午後、時間が空いたところで利用者が行なう作業を一緒に手伝いました。
木曜日は、他のボランティアの方と一緒に食事づくりをしました。
来客含めさまざまな人の来所があります。
まったく調理経験のない2人で、ものすごく不安でしたが、
所長さんはじめみなさん本当にやさしい人ばかりで、精一杯のことができたと思います。
ここに来る人は「みんなで家族」のようなとても居心地良い空気感のある、
あたたかいところです。こういう経験ができたことに感謝です。
(京都・稲垣 長崎・川田)
【写真は9月22日昼食です。30食つくりました】
◆ワークセンターやまびこ
今回、神奈川県と和歌山県から2名「ワークセンターやまびこ」
さんへ行ってきました。台風16号や祝日が重なり、
2日間だけでしたが、駐車場の清掃業務(草ひき、ゴミ拾い)や市内の廃品回収、
箱折りやシール貼りなどの軽作業をしてきました。
事業所の利用者もスタッフも話し好きな人が多く、すぐに仲良く?!なれました。
地元おススメグルメスポットをいろいろ教えていただき、
その中でも熊本県で5本の指に入る!?人気ラーメン店、
文○ラーメンに行ってきました。
高菜、紅生姜食べ放題、ニンニク入れ放題、背油たっぷりこってりラーメン。
センターから車で10分。
みなさんも機会があればご賞味ください。
こってり好きには至極の一杯です。
ただしニンニクの入れすぎ口臭については自己責任でお願します。
(和歌山・廣野 神奈川・小沢)
=JDF関係者のみなさまへ=
<派遣支援員を募集しています>
JDF熊本支援センターは、現地の障害者団体等で構成される 「被災地障害者センターくまもと」と一体となって取り組みを進めています。 当面は、県・市町村の要請のもと、関係団体と連携しながら障害者の訪問活動を行うとともに、 障害のある人のくらしの支援や避難所での生活支援、 被災事業所での活動支援等を行っています。
●被災地障害者センターくまもととの協力(生活支援等) ●益城町総合体育館避難所支援 ●事業所支援 ほか
・3年以上の福祉職経験者を募集します。日曜日14時に集合し、次の土曜日(7日間)11時頃に解散となります。
・集合場所:JDF熊本支援センター(熊本市東区長嶺南4-4-60 長嶺ステップⅡ-2(1F))
●JDF熊本支援センターの活動をほぼ毎日ブログで発信しています。
「JDF災害総合支援本部」で検索ください。(http://www.dinf.ne.jp/doc/JDF/sac_info.html#kumamoto)
●支援員の派遣は当面12月末まで延長し、その後も、2017年3月末までの体制を予定しています。
<募金にご協力ください> | 福祉避難所7市町村102人 高齢者障害者自立困難なケースも 【2016年9月18日付け 熊本日日新聞】 |
被災した障害のある人、事業所への支援活動や訪問調査などを行なうための費用とさせていただきます。 ご協力お願します。
■ 銀行振込:ゆうちょ銀行
■ 郵便振替口座:00120-2-750236 |
熊本地震の影響で、県内の高齢者施設などに開設されている
「福祉避難所」は1日時点で7市町村に23ヵ所あり、
高齢者ら102人が身を寄せていることが17日、分かった。
避難者数はピーク時の1割強まで減少しているが、次の住まいが見つからない人もいる。 ~中略~ 避難者は、各市町村の福祉担当者やケアマネージャーらと相談した上で 自宅や仮設住宅に移っているという。 現在残っている避難者の中には、自立した生活を送るのが難しいケースも見られる。 福祉避難所について、 県内では地震発生前の3月31日時点で全市町村が計61施設と協定を結び、 最大7,430人を収容可能としていたが、地震直後は地域住民の避難を受け入れたり、 建物や職員が被災したりするなどしたため開設できなかった施設もあった。 |
現在、10月2日(日)以降の支援員が不足しています。
引き続きみなさまのご支援をよろしくお願いいたします。
※現地のニーズに応じた活動を展開するため、予定が変更となる場合があります。ご了承ください。