被災地支援センター
つながろう仲間たちと ささえようみんなのチカラで
熊本支援センターニュース「火の国がんば」No.1
日本障害フォーラム(JDF)熊本支援センター
2016年5月17日発行(週に1回発行)
支援センター連絡先:TEL 080-9421-3576 または 080-9427-3574
TEL 096-285-8569 FAX 096-285-8591(19日午後より)
JDF熊本支援センター始動・・・障害ある人のもとへ支援の手を!!
「熊本地震」の発生を受け、日本障害フォーラム(JDF)災害総合支援本部は、「JDF熊本支援センター」を立ち上げました。相次ぐ余震に、家に帰れない人も多い中、障害のある人たちがどのような生活を送っているのか、その全体像はいまだ把握できていません。 JDFは東北の震災支援の経験も活かしながら、障害のある人たちが1日も早く元の生活に戻れるように支援していきたいと思います。
当面のJDFの支援は以下の3点です。
多くの加盟団体から支援者の派遣を行って
いただくようお願いいたします。
①障害者の被災状況やニーズ把握の調査
②障害者の救援、支援事業所の支援
③その他(連絡調整や事務作業等)
相談支援専門員協会との協力のもと手帳保持者の調査活動が本格化
被災地市町村から依頼を受けた、地元の相談支援事業所が、日本相談支援専門員協会(NSK)、熊本県相談支援事業連絡協議会、日本障害フォーラム(JDF)と協力・連携し、10日より障害者の自宅等を訪問する聞き取り調査を行っています。
JDFは、10日の週は熊本市南区に入り、調査の中では、「障害児を抱え車中泊をしていたが、疲れたので自宅に戻った」「自宅は全壊に近いが、福祉避難所が閉鎖されたので自宅に戻った」(片麻痺の方)「60歳代の精神障害の方と90歳くらいの両親が暮らしているが、息子が家に人を入れたがらないためにボラを頼めず、家の片づけができない」「50代車いすの方、弟と二人暮らし、物が倒れて大変な状況だが、避難所のトイレでは合わず、家で暮らしている。すごく不安を感じていて夜も車いすに座りながら過ごし、明るくなってから寝ることにしている」など、今回の震災の特徴である住まいの場の問題が大きく表れてきています。
16日からは益城町に入りました。
にしはらたんぽぽハウス支援状況
益城町同様、今回の地震で大きな被害を受けた西原村。震災直後には人口約7000人のうち、約5000人が避難することになりました。「避難生活を続けている方々に少しでも温かいものを・・・。」 にしはらたんぽぽハウスのスタッフを中心に震災直後から1日3食、1回200~300食の炊き出しが続けられ、それは避難されている方々の心を温め、笑顔を運んできました。この間、たくさんの方々に食材の提供や炊き出しの手伝いなどをご協力いただいてきましたが、避難所の再編により5月11日で終了となりました。
にしはらたんぽぽハウスの日中活動も5月9日より再開され、約3週間ぶりに再会するなかまの表情は安ど感が浮かんできました。しかし、なかまもスタッフも再建の目途はたっていません。自宅が倒壊の危険性があるため、部屋の片付けもできていない方がほとんどです。現在JDFでは、にしはらたんぽぽハウスの日中活動の支援として、1週間を通して2名のスタッフを派遣しています。震災前の状況にはまだ至っていませんが、なかまと一緒に作業を始めることにより、なかまが笑顔を取り戻し、スタッフが少しでも休息をとることができるようになると、次の一歩を踏み出すことができるのではないと考えています。全国からの継続した活動支援をお願いします!
〈人員派遣を募集します!(特に西日本(愛知以西)の方)〉
被災地の障害のある人たちのために一緒に活動していただけませんか?
●調査員 毎週12名 ●支援員 毎週2名 ●事務員 毎週2名
- 日曜日14時に現地入りし、土曜日12時に出発となります。
- 集合場所:現地支援センター(熊本県身体障がい者福祉センター2階・第3会議室)
<募金の協力をお願いします>
下記銀行口座または郵便振替口座に払込をお願いします。
◯ 銀行振込:ゆうちょ銀行 ○一九(ゼロイチキュウ)店 当座:0750236
口座名:日本障害フォーラム災害支援金
◯ 郵便振替口座:00120-2-750236
口座名:日本障害フォーラム災害支援金
TEL 096-234-7728 FAX 096-234-7729 E-maill hisaitikumamoto@gmail.com
■JDF支援チーム(支援センター)
連絡先 熊本市東区長嶺南2-3-2 熊本県身体障がい者福祉センター2階第3会議室
TEL 080-9421-3576 または 080-9427-3574